第31回日本脳神経外科救急学会

会長挨拶

 
第31回日本脳神経外科救急学会

第31回特定非営利活動法人 日本脳神経外科救急学会
会長 井川 房夫
島根県立中央病院 医療局次長
島根大学 客員教授・広島大学 客員教授

 
 

この度、第31回特定非営利活動法人日本脳神経外科救急学会会長を拝命しました、島根県立中央病院 脳神経外科の井川 房夫でございます。ご指名いただき誠に光栄に存じ、身の引き締まる思いであり、歴史ある本学会をお世話させていただきますこと医局一同、大変光栄に存じます。 第31回日本脳神経外科救急学会は、2026年2月27日金曜、28日土曜に広島市の広島国際会議場で開催させていただきます。

副会長には志馬 伸朗教授(広島大学 救急集中治療医学)、堀江 信貴教授(広島大学大学院医系科学研究科 脳神経外科学)、末廣 栄一教授(国際医療福祉大学成田病院 脳神経外科)にお願いしており、テーマは「動かそう脳神経外科救急医学 ―若い力と新たな流れー」とさせていただきました。

本学会は、2004年に広島市で第9回大会を栗栖 薫先生(広島大学脳神経外科)が開催され、22年ぶりの開催となります。今回は、リニューアルした平和公園に隣接した広島国際会議場で開催させていただきますので、平和公園や冬の広島の味覚をお楽しみください。

日本では、高齢化が進み、若い力が減少してきており、2024年から医師の働き方改革が始まり、脳神経外科救急でもAIの導入など変化してきておりますが、脳神経外科救急医学は脳神経外科医にとっては必須の学問であります。しかし、最近本学会への参加者も高齢化が進んでおり、若い力の必要性を強く感じ、今回のテーマとさせていただきました。若い医師や医療職にご参加いただけますよう、専門医セミナー、救急隊セッション、働き方改革セッションなど幅広く企画できればと考えております。

脳神経外科救急医学を担う全ての医師・医療職にとって有意義な会となりますよう鋭意準備してまいりますので、皆様におかれましてはご指導ご鞭撻とご参加をいただきますよう宜しくお願い申し上げます。

2025年2月吉日